
「起きていることではなく、そのことについてどう考えるかで決まる」
こんにちは。対人恐怖症カウンセラーのじゅんです。
対人恐怖症に悩む方へ、伝えたい考え方があります。
それは、人の反応へのとらえかたについてです。
例として、仕事で上司に話しかけた場面を想像してください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あなた「すみません、ちょっと聞きたいことがあるんですが・・・」
上司「え?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という場面です。
さて、あなたがこの場面の人物だったらどう感じ、考えますか?
例として、つぎの3種が考えられます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①あなた「聞こえなかったみたい。声が小さかったんだと思うからもう一度大きい声で聞こう。」
②あなた「(上司が)忙しい場面だったかな…後にしよう。」
③あなた「嫌な聞き返し方だな…やっぱりこの人は自分のこと嫌ってるんだ。前に話した時もめんどくさそうだったし…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここで起きている事実は、「あなたが上司に質問したら聞き返された」ですよね。
このひとつの事実が、感じ方・考え方の違いで人によって全然違う体験になるわけです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①は、自分の声が小さかったと反省している
②は、相手の状況を推測し、気づかってる
③は、相手が自分を嫌っているという考えを強化している
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という具合です。
このように、事実それ自体は意味はなく、ただの現象なのですが、
そこに自分がどんな意味付けをするかで、その体験の内容が決まります。
対人恐怖症に悩んでいる方は無意識のうちに
③のような考えにとらわれ、ますます話すのが怖くなるという負のループにはまってしまう方が多いようです。
ものごとを自分は悪くとらえすぎていないか?と、ときどき自問自答することで、
自分を外から見ることができる機会になり、そのループから抜け出すことができます。
ぜひ、意識してみてください。
@ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
限定情報・アドバイス多数!期間限定で「対人恐怖症克服のためのステップシート」をプレゼント中。
対人恐怖症カウンセラー「じゅん」のLINE登録は、こちら
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー@