実践編・睡眠の大きな効果を知ろう

睡眠不足は対人恐怖症をひどくする

こんにちは。対人恐怖症カウンセラーのじゅんです。

あなたがもし対人恐怖症に悩んでいるのなら、

・話し方の練習をする
・病院に行く
・勇気を出して話してみる
・・・

このようなチャレンジをする前に、絶対にやってほしいことがあります。それは、1日7時間以上きちんとした睡眠をとる、ということです。

就寝中にあなたの頭の中では記憶の整理が行われます。

その中で、日中に受けたストレスや嫌な記憶があったとすると、翌日以降に思い出しにくくしてくれるという効果があります。

しかし睡眠不足がつづくと、この効果が不十分になり、

たとえば何か言われた時に以前体験した嫌な思いをした記憶と結びついてしまい、傷つきやすくなってしまいます。

いわゆるメンタルが弱くなった状態です。

この状態で人と話すとどうなるでしょうか?何気なく言われたことや小さな出来事でも、十分睡眠をとれているときと比べて

悪く解釈してしまい、ネガティブな精神状態になりやすくなってしまいます。そして、その体験を繰り返すことで、

他人と接することが怖くなったり、億劫になったりします。つまり、対人恐怖症の症状が悪化するということです。

また、寝不足の状態では脳のパフォーマンスが低下します。

寝不足の時は仕事でミスをしやすくなったり、注意力散漫になって言われたことが頭に入ってこない体験をしたことがある方は多いでしょう。

つまり、寝不足の時はあなたの能力が全体的に低下するわけです。

そして当然コミュニケーション能力も低下します。人の話を聞く・返答を考える・返答する・質問する、といった能力が低下します。

そうするとどうなるでしょうか?

いつもよりうまく会話ができない状態になります。

仮にあなたが自身で対人恐怖症のような症状を感じていて、万全の体調状態でも会話が苦手・コミュニケーション能力に自信がないことに悩んでいるのなら、寝不足の時はその能力がさらに低下するので、よりハードルが上がり苦しい状態になってしまうのです。

たとえて言えば、走るのが苦手な方の足に重りをつけて走れと言っているようなものです。

このように非常に重要な意味をもつ睡眠ですが、一般的には7~9時間が最適といわれています。

ぼく自身の経験でいうと最低でも6時間はとるようにしないと本来の自分でいられないと感じています。

時々、毎日3~4時間の睡眠で十分という方がいます。

この場合、本当に短い睡眠時間しか必要としない人(ショートスリーパーといいます)であることは実はまれで、

寝不足で疲れと能力低下が起こっている状態に慣れてしまっている場合がほとんどです。

ぼく自身も以前の仕事で長時間労働に慣れてしまい、寝不足が当たり前の毎日を過ごしていた時はそのような状態に陥ってしまっていました。

このような状態になっていると、頭がぼーっとするなどの自覚症状に気づきにくくなってしまいます。

あなたが1日6時間以下の睡眠でも大丈夫だと感じていたら、次のテストに回答してみてください。

自分が寝不足の良くない状態か、あるいは睡眠時間が短くても良いショートスリーパーかがわかります。

以下の質問にすべてYESなら、あなたは本当のショートスリーパーですが、そうでないなら寝不足でネガティブな状態に慣れているだけの可能性が高いです。

・基本的には3時間程度の睡眠で疲れがとれる。

・朝起きて、正午まであくびが出ることはない。

・仕事をしている方は、休日も出勤日と同じ短い睡眠時間で起床している。(いわゆる寝だめは必要ない)

・日中眠気を感じない。(食後眠くなるのは消化の関係なので自然のことなのでOK)

・4時間以上眠ることは難しいと感じている。

もし、これに該当しない方は、寝不足の状態に無理やり慣れてしまっていて、疲れに対して鈍感になっているだけの可能性が高いです。

以上、睡眠の効果と時間の目安についてお話ししました。

・睡眠は記憶の整理という一面があり、十分な睡眠をとらないと精神的ストレスの耐性が弱くなり、対人恐怖症の悪化につながってしまう。

・理想的な睡眠時間は7~9時間。短時間睡眠でも平気と言っている方は疲労・寝不足に対しての感覚がマヒしている可能性もあるので要注意。

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